一息ついた孫会長···レモネード社上場初日、株価139%上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.03 09:20
孫正義ソフトバンク会長がレモネード社の上場初日、ほっと一息ついた。
モバイル保険会社のレモネード社は2日(現地時間)、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場された。最初の取引日に株価69.41ドルで取引を終えた。公募価格より139.34%上がった価格だ。ただし、時間外取引で正規の終値より1.3ドル余り下がった。
レモネードは新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の中でも冷めやらない「赤字会社の新規株式公開(IPO)ブーム」の代表でもある。ことし1-3月期に3650億ドル(約40億円)の赤字を出した。
しかし、この日株価が100%以上上昇した。そのため孫会長は投資損失とドイツのワイヤーカード問題などで苦しんだが、一旦一息ついた。孫会長は昨年3億ドルを用意し、レモネードに投資した。ソフトバンクが保有するレモネードの株は21.8%に及ぶ。
レモネードは販売代理店なしにスマートフォンを利用して保険サービスを販売している。