【コラム】「文在寅6・25の歌」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.02 14:08
6・25は生きて呼吸する。そこに怨恨と成就が絡んでいる。その行事に視線が向く。その中に緊張と好奇心が込められる。政権の歴史意識が表れるからだ。6・25戦争(朝鮮戦争)70周年だ。その日のソウル空港での追悼式の余韻と波紋は長い。その中に興味と反感が交錯する。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言の基調は平和だ。北朝鮮の南侵の話は抜けた。その省略は迂回と忌避の印象を与える。愛国歌の前奏(導入部)は紛らわしい。北朝鮮の愛国歌の楽譜と似ているという声が出ている。