【コラム】「安倍逆風」 結局は現実になったが…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.01 07:51
日本が輸出規制を断行してから4日でちょうど1年となる。日本は昨年7月、韓国の半導体とディスプレーの急所を突いた。日本への依存率が最大90%にのぼる核心素材3品目を選んで輸出を制限した。当然、我々は半導体・ディスプレー生産への支障を懸念し、日本に対して憤りを感じた。しかし中央日報はサムスン電子やSKハイニックスでなく輸出ができなくなった日本企業が逆風を受けると報道した。サムスンやSKハイニックスは素材国産化と調達先多角化で危機を克服すると予想した。
「安倍破産」は1年で現実になった。世界1位のフッ酸企業の日本のステラケミファは出荷量が1年前に比べ30%減少した。1年間に日経平均株価は5.8%上昇したが、ステラケミファや昭和電工の株価はそれぞれ19.6%、22%下落した。一方、フッ酸の国産化に成功したソルブレーンとラムテクノロジーの株価は同じ期間に103%、100%上昇した。また、フォトレジストを生産するトンジンセミケムの株価は1年間に168%も上昇した。東京新聞や毎日新聞は最近、「韓国の半導体生産に支障が生じなかった」「日本企業だけが被害を受けた」と報道した理由だ。