韓日「通商戦争」に広がった歴史問題…譲歩なき「チキンゲーム」に?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.07.01 07:48
歴史問題によって触発された韓日葛藤が通商・貿易戦争に広がりながら両国のドミノ式対応が譲歩なきチキンゲームへと突き進んでいる。輸出規制に続き、アンチ・ダンピング調査への着手によって両国の間で「廻しの取り合い」が続く状況で、互いに対する非難レベルまで高まり、感情まで大きく傷つけている姿だ。
日本政府が29日から開始した韓国産炭酸カリウムのダンピング販売容疑に対する調査が、輸出規制に続く報復措置なのかどうかについては両国ともに観望している。韓国外交部は「アンチ・ダンピング調査は企業が依頼しないと着手できず、日本政府が恣意的に開始できる事案ではない」としながらも「どのような意図があるのか、われわれの立場で予断することは難しい」と明らかにした。