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命を守るためのマスク、つければ嫌がらせ…東洋人には過酷なコロナ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.26 11:00
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◆アジア系には「コロナはお前たちのせい」 ヘイトクライムの標的に

一方、アジア系は他の理由で安心してマスクを着用することができない。マスクをしているという理由で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)患者と誤解されることが起こったためだ。アジア系に対して「お前たちがコロナを感染させた」と言って誹謗したり暴力を振るったりすることもあった。ドナルド・トランプ大統領が新型コロナを「チャイナウイルス」「カンフル(カンフーとインフルエンザの合成語)」と称したのもこのような雰囲気を煽った。ただ中国系だけでなく、容貌がよく似たアジア系米国人もこうしたヘイトクライムの対象になる場合が多かった。

 
先月、米国ワシントン州シアトルでは東洋系男女がマスクをして手をつないで歩いていたところ、白人男性から嫌がらせを受けた。白人男性は「コロナはお前たちの間違い」と大声をあげて東洋系男性の顔を押して威嚇しながら唾を吐いて逃げた。北米・欧州ではマスクをしている東洋系女性だけを選んで攻撃する事例もあった。犯罪の標的にしやすいという判断が作用したと見られる。

香港サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は「東洋ではマスクをつけることは何でもないことだが、西洋では相手を威嚇する意味に受け取られやすい」としながら「こういう『マスク忌避症』を口実にして、マスクをした東洋系を対象にヘイトクライムを犯すことが、コロナ拡散以後、相次いでいる」と伝えた。

◆すれば誤解、しなければ感染…「マスクジレンマ」

ただマスク問題だけでなく新型コロナは米国社会の人種問題を水面上に引き上げる役割を果たした。米国公共メディア研究所は黒人のコロナ死亡率が白人やアジア系の死亡率より2.3倍高いと推定した。劣悪な住居、勤労環境がこのような違いを生みだしているという分析だ。

ハーバード大学のカマーラ・ジョーンズ教授(伝染病学)は「黒人やヒスパニックは、相対的に賃金が安く、ウイルスにさらされやすい職業に従事する比率が高い」と話した。配達業・屠殺業・飲食業などが代表的だ。新型コロナでも仕事を休んだり在宅勤務をしたりすることは難しい職種だ。

このような状況でマスクを使うことさえ周囲の雰囲気を木にしなくてはならないため、二重の苦痛を受けることになる。米自由人権協会(ACLU)のレニカ・ムーア氏は「黒人には(マスクをしてもしなくても)どちらの方向でも『lose-lose』シナリオとなる」と問題を指摘した。

命を守るためのマスク、つければ嫌がらせ…東洋人には過酷なコロナ(1)

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