日本の攻撃に日本が被害…輸出規制から1年、韓国の驚くべき変化(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.24 08:35
◆EUV用PRは米デュポンの工場を天安に誘致
5ナノ(nm)以下の超微細工程に使われるEUV(極端紫外線)用フォトレジストの場合、すぐに国産化することができない。あまりにも高難度の技術が必要なためだ。だが、米国デュポンが今年初めにEUV用フォトレジスト工場を忠清南道天安(チュンチョンナムド・チョナン)につくる方針を固めた。産業通商資源部がデュポンと協議して投資を誘致した。純粋国産化までは行けなかったが、日本ではない海外企業誘致で安定したサプライチェーンを確保したといえる。
もう一つの規制品目であるフッ化ポリイミドは国産化が今まさに進められているところだ。フッ化ポリイミドは主に折り畳み式スマートフォンやローラブルテレビなど「曲がる」ディスプレイに使われる。国内メーカーではコオロンインダストリーが慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)に生産設備を整えて昨年から量産に入った。SKCも年間100万平方メートルを生産できる大規模設備を忠清北道鎮川(チュンチョンブクド・ジンチョン)に整えてテストを行っている。