韓国大統領府、韓国統一部長官の辞表処理を保留…統一長官の後任者は物色
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.19 09:27
金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官が南北関係の悪化に対する責任を負うとして辞意を表明した翌日である18日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「大統領は今日裁可しない」とした。それでも差戻しの意味ではない。後任者の物色は始めたという。
こうした中で与党発候補群リストが回っている。まず、任鍾皙(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)を離れて1年5カ月、「制度圏政治を離れて本来の席(統一運動)に戻る」として4・15総選挙不出馬を宣言して7カ月ぶりだ。1日から自身が2004年設立した南北経済文化協力財団の理事長に再就任した。彼は先月30日、聖公会(ソンゴンフェ)大学のイ・ナムジュ教授との対談で「南北問題である変化とともに政治的役割があってほしいという考えだ。それが必ず制度政治でなければならないというなら、率直に説明をしてそれをするだろう」(『創作と批評第188号』)と語った。