金与正氏、文大統領の6・15発言非難…「恥じ知らずな甘言利説、おぞましい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.17 09:21
金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党第1副部長が6・15南北共同宣言20周年を迎えて南北間交流と協力を強調した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の発言を非難した。
金第1副部長は17日「恥じ知らずな甘言利説を聞いているとおぞましい」というタイトルの談話で文大統領の15日青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席・補佐官会の発言と6・15宣言20周年記念行事映像メッセージに対して「自己弁解と責任回避、根深い事大主義ばかりだった」と評価した。
金第1副部長は脱北民の対北朝鮮ビラ散布と韓国政府の「黙認」を再度批判しながら「南朝鮮(韓国)当局者の今回の演説は当然謝罪と反省、再発防止に対する確固たる確約があってこそ当然だったが、弁解と策略で一貫した」と指摘した。