【コラム】資源開発めぐり動かない日本と駆け引き…韓国、第7鉱区の夢は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.05 10:25
◆中国も租鉱権を主張する可能性
日本としても気に掛かる点がある。それは中国だ。時間を長引かせる間、第7鉱区近隣で中国が原油を採掘すれば、第7鉱区の原油までがなくなるおそれがある。いわゆる「ストロー効果」だ。後に中間線を基準に第7鉱区を分ける場合も中国が障害となる。第7鉱区の一部海域が中国と近く、中国が権利を主張する可能性がある。そうでなくとも日本は尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり中国と対立している。第7鉱区に中国が割り込めば非常に難しい状況を迎える。