韓国、国民年金も少子化ショック…加入者6年間で77万人減の見通し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.02 16:44
昨年から本格減少し始めた国民年金加入者が、今後6年間で77万人近く減るとの見通しが出された。少子化の余波で15~64歳の生産可能人口が減るためだ。加入者は減るが受給者が増え、国民年金積立金枯渇時期が前倒しされかねないとの懸念も出ている。
国民年金公団傘下の国民年金研究院が2日に発表した報告書「国民年金中期財政見通し(2020~2024)」によると、2018年に2232万人水準だった国民年金加入者は昨年2222万人で初めて0.44%減った。減少傾向が続き今年は2205万人(0.75%減)、2021年は2193万人(0.53%減)、2022年は2181万人(0.53%減)、2023年は2167万人(0.64%減)、2024年が2155万人(0.56%減)に減ると予想される。2024年までの6年間で77万人ほど減少することになる。加入者減少は1998年、2000年、2004年、2017年の4回あったが、一時的なもので翌年には反騰していた。