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口さえ開けば「誤解だ」「分からない」…日本コロナ「イエスマン司令塔」の墜落

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.12 15:40
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「(報道を)見ていないので分からない。いつの、どういう報道か」

11日、衆議院予算委員会に出席した加藤勝信厚生労働相が慌ててこのように答えた。野党「国民民主党」の玉木雄一郎代表が「東京都の死亡者数が19人から171人に修正されたという報道があった」と切り出し質問したことに対してだ。

 
毎日新聞の報道によると、厚生労働省が感染者・死亡者の集計方式を変えたことで東京都の死亡者数も変わった。このためにネット上では政府を批判するコメントがあふれたが、その新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の司令塔であるはずの加藤氏は「見ていないので分からない」と答弁した。

野党議員の抗議で会議場は騒然となった。事実、これよりももっと大きな議論を呼んだのは8日の加藤氏の発言だった。

日本政府は2月17日に新型コロナ症状に関連して「37.5度以上の発熱が4日以上持続する場合」などは保健所への相談が必要だという指針を発表した。

だが、この表現は過去3カ月間、日本国内で大きな論争を引き起こした。一線の保健所が「37.5度が4日間持続」を「PCR検査を受けられる基準」としながら、検査を適時に受けることができない人々が続出した。自宅で検査を待ちながら亡くなる人もいた。

日本政府は8日にこの表現を削除したが、加藤氏は「政府は基準ではなく一つの例を提示しただけだが(国民と保健所などで)これが何か相談や受診の一つの基準のように(受け取られていた)。われわれから見れば誤解だが」と述べた。論争の責任を国民と保健所に転嫁するような加藤氏の発言は衝撃的だった。

そのため第一野党「立憲民主党」の枝野幸男代表は11日の衆議院予算委員会で、加藤氏に対して「国民や保健所への責任転嫁だ。『誤解だ』と言うなら、誤解を解く努力をしてきたのか」と正したが、加藤氏は「責任転嫁はしていない」と反論してあくまで立場を崩さなかった。

一時、「ポスト安倍」候補にも挙げられていた加藤氏がコロナ局面で限りなく落ちている。コロナ主務長官としての先制的な判断や対応力を全く見せることができないでいるためだ。日本社会内では「安倍晋三首相の言葉に従うだけのイエスマン」という烙印を押されて存在感を失っている。

コロナが出現する前までは彼に対する評価は全く違っていた。安倍氏とは異なる派閥(竹下派)に所属しながらも、安倍内閣で官房副長官・一億総活躍担当相・拉致問題担当相などを歴任してキャリアを積んだ。

相対的に短い議員経歴(6選)にもかかわらず、次期首相候補にも名を連ねていた。党要職である総務会長を経て昨年9月に厚労相として入閣して注目を浴びたが、結局、新型コロナに十分対応できていないなど連日体面を台なしにしている。

「どうして日本は検査が十分に行われていないのか」という批判が相次いでいる状況でも、「検査態勢の拡充を地方に促している」というような言葉だけを並べるなど、突破力や推進力で「0点」をつけられている。

日本政治に明るい東京の消息筋は「加藤氏の場合、一時は菅義偉氏に次ぐ官房長官候補にも挙げられたが、日本政府のコロナ対応失敗の象徴的人物に挙げられ、当分は政治的に苦戦するほかないのでは」と話した。

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