【社説】新天地より難しいクラブ発感染追跡…「カスタマイズ型防疫」必要=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.12 09:56
ソウル梨泰院(イテウォン)クラブで始まった集団感染の波紋が大きくなり、ややもすると「第2の大邱(テグ)新天地」事態になるのではないか懸念される。何より感染者疫学調査に大きな困難を強いられ、時間が経つほど「二次感染」の警告も出ている。
疾病管理本部によると、一昨日新規感染者は35人だった。ゴールデンウィークが終わった6日、底点(2人)をつけるかと思ったら8日から感染者が二桁となっている。韓国の感染者数は60日で隔離解除者数を追い抜いた。梨泰院クラブと周辺居酒屋の感染者から始まった二次感染者も次から次へと発生している。クラブに行ってきた30代の孫から80代の祖母が感染するなど家族・知人・同僚による二次感染はすでに二桁に増加した。特に、病院・百貨店・コールセンター・皮膚管理士など多数の人々と接触する勤労者たちが感染し、二次・三次感染の危険が大きくなっている。