韓日7200キロメートルの共助、白血病児の父親「奇跡が起こった」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.06 07:18
大韓民国憲法第2条2項は「国家は法律が定めるところにより、在外国民を保護する義務を負う」と規定している。インド滞在中に白血病にかかった5歳児Aさんの5日の入国は政府がこの義務を果たした結果だった。だが、日本とインドの助けがなかったとしたら、韓国がこの義務を果たすことはできなかったかもしれない。
Aさんは4日午後7時5分(現地時間)、インド・ニューデリーの国際空港から母親と1歳違いの姉とともに日本政府が用意した日本航空(JAL)特別機で出発し、5日午前6時25分に日本羽田国際空港に到着した。羽田空港から成田国際空港に移動したAさん家族は、5日午後7時30分に仁川(インチョン)国際空港に無事に到着した。インド~日本~韓国まで7200キロメートルの長旅を経た帰国だった。