【コラム】韓国、戦争抑止効果あるミサイル戦力で日中朝に大きな後れ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.20 11:28
我々は「ミサイルの時代」に暮らしている。世界各国が武器体系をすべて備えて国家防衛をするのが難しい状況で、ミサイルは投資効果が最も大きい武器体系だ。
第2次世界大戦末から本格化したミサイルの起源は中国の宋の時代にさかのぼる。火薬を発明した中国は宋の時代に火薬の爆発力で飛行する「火箭」というロケット矢を戦争で使った。13世紀に中国を征服したジンギスカンは火箭を欧州征服に使用し、ロケット技術が欧州に伝わった。高麗末期の崔茂宣(チェ・ムソン)が製造した「走火」と世宗(セジョン)の1448年に製作された「神機箭」もロケット型火気といえる。