フィッチ、三菱ＵＦＪなど日本の銀行を格下げ
ⓒ 中央日報日本語版2020.04.10 11:14
格付け会社のフィッチが新型コロナウイルスの感染拡大による営業環境悪化を理由に日本の複数の銀行の格付けを引き下げた。
ロイター通信によると、フィッチは８日（現地時間）、三菱ＵＦＪと傘下の三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券の長期発行体デフォルト格付け（ＩＤＲ）を「Ａ」から「Ａ－」に１段階格下げした。フィッチは「厳しい営業環境が収益性回復能力を圧迫する」と説明した。
フィッチは静岡銀行の長期ＩＤＲも「Ａ」から「Ａ－」に１階段引き下げた。また、みずほ金融グループと子会社に対しては存続可能性格付け（ＶＲ＝Ｖｉａｂｉｌｉｔｙ Ｒａｔｉｎｇｓ）を「ａ－」から「ｂｂｂ＋」に格下げした。ただ、長期ＩＤＲは「Ａ－」を維持した。
これに先立ちフィッチは今月２日の報告書で、今年の世界経済は１．９％マイナス成長し、日本は国内総生産（ＧＤＰ）が前年比２．７％減少すると予想した。