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【コラム】中国版グローバル化に同乗した代償が何かを見せた(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.31 11:34
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後に世界の歴史は2020年3月を「グローバル化舞台から運転手が消えた瞬間」として記録するだろう。トランプ米大統領は今月11日、新型コロナウイルスの国内感染拡大を防止するという理由で欧州の国に対する国境封鎖措置を電撃的に発表した。同盟国の欧州との事前相談どころか、発表直前の通知さえもなかった電撃的な措置だった。同盟の価値を金額で問いただすトランプ大統領に対して感情の溝が深まったりしたが、まさかこうした事態を想像もしていなかった欧州は集団アノミー状態に陥った。

コロナ事態の初期、自身の再選街道に及ぼす影響を計算して防疫専門家の助言を後まわしにしていたトランプ大統領は、初期の対処に失敗して米国に危険をもたらした。英国が欧州から離脱するブレグジットの渦中に残りの国同士で結束を誇示すべきという政治的名分が生じた欧州は検疫措置のタイミングを逃し、その結果、欧州全体が恐怖に包まれた。

 
◆中国の閉鎖性が事態の悪化を招く

コロナ事態の初期に消えていた中国の習近平国家主席は今月9日、新型コロナの震源地の武漢を訪問し、「最悪の瞬間は終わった」と宣言したが、中国の罪は拭われない。サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)の単独報道によると、武漢発コロナウイルスは広く知られた12月末よりもさらに早い11月中旬に初めて発見された。中国当局の隠蔽・統制の中、コロナウイルスは徹底的に隠された。中国は春節(旧正月)にすでに500万人が武漢を離れた後の今年1月下旬に新型コロナを公式化した。事態はすでに手に負えなくなり、自身も知らない感染者は全世界に移動した後だ。中国は世界を地獄の門前にまで導いた。

コロナのパンデミック(世界的大流行)は天然災害を人災にした不幸な大惨事だ。米国・欧州・中国ともに政治的名分から事態の深刻性を軽視し、ゴールデンタイムを逃した。新型コロナがパンデミックでないと言い張ってきた世界保健機関(WHO)は、名称からW(World)を外すべきだという声を聞くことになった。世界の人々は未曾有の恐怖と沈黙の春を送っている。しかし世界の人々を蹂躪するパンデミックを防御するための国家間協力はどこにもない。

新型コロナ事態は米国が離れたグローバル化の舞台で中国が新しい主役であることを見せる機会だった。中国が迅速かつ透明に情報を公開し、世界の協力を求めていたとすれば、世界がこの怪物ウイルスと戦う時間はさらに早まっていたはずだ。治療薬やワクチンを開発しようとする時間との戦争は、それだけ増えていただろう。多くの生命を救っていたかもしれない。世界各地の無数の失業者、破産企業を助けることもできただろう。

中国は遅れて地域封鎖という強力なカードを取り出し、ピークが過ぎたと判断すると、今では米国とコロナ事態の震源地論争をする厚顔無恥の極致を見せている。言論弾圧・人権弾圧にもかかわらず機敏・有能・効率的と言われてきた「チャイナモデル」は中国人にも不信の対象に転落した。米国が離れたグローバル化の運転席を閉める絶好の機会は失われた。チャイナモデルの危険性はさらに鮮明になった。

コロナ事態は「中国版グローバル化」に同乗した代償がいかなるものかを赤裸々に見せた。コロナ事態の初期から感染者が急増したイランやイタリアのケースを見れば分かる。西側の制裁を避けようとするイランは中国資本の影響圏に入り、イタリア北部の高級デザインブランド工場は中国人労働者が担って久しい。国民の生命でなく経済を選択した代償は致命的だ。

いま世界は真っ暗な劇場で火事が発生した状況を迎えている。こうした時であるほど秩序正しく安全な脱出を誘導すべきだが、そのような調整者、リーダーは見えない。その間に混沌は増幅する。「社会的距離」という慣れない言葉が強調される中で、消費は氷河期のように冷え込んでいる。10年以上も拡張を謳歌しながら世界経済を牽引してきた米国経済の前には大量失業の悪霊がちらつく。

すでに構造的な景気下降局面に進入していたところに、米中貿易戦争の波で悪戦苦闘していた中国は、コロナ事態で3つの津波に巻き込まれている。専門家は想像するのも恐れていた言葉をついに口にし始めた。「1930年代の大恐慌が再現されるかもしれない」と。

【コラム】中国版グローバル化に同乗した代償が何かを見せた(2)

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