G20「コロナともに克服」叫んだが…2008年と違い「各自生き残り」の世界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.29 10:52
26日に主要20カ国(G20)首脳らが新型コロナウイルス問題に共同対応するため再び集まった。テレビ会議形式だった。G20は共同宣言文を通じ、「共同の脅威に対抗し連合した態勢で対応することを強力な意志で表明する」と明らかにした。しかし世界がG20にかける期待感は2008年の国際金融危機当時に満たない雰囲気だ。
2017年からG20はぎくしゃくする姿を見せた。同年ドイツで開かれたG20首脳会議後の共同宣言は異例的にG19+1(米国)という形態で発表された。19カ国は「パリ協定は不可逆的」を共同宣言文に入れることを望んだが、すでに協定脱退を宣言したトランプ米大統領は最後まで同意しなかった。結局その文言に限り米国が同意しない形式で宣言文が発表された。