安倍首相が「1年延期」を提案した背景には安倍首相の自民党総裁の任期が2021年9月であることと無関係ではない。安倍首相の表現通り「2021年の夏までに」五輪を開催し、同年9月に自身が予定通りに退任するなら、安倍首相にとっては東京五輪がハッピーエンドになりえる。2013年に自ら招致した五輪を任期満了直前に成功裏に開催できるなら、安倍首相にとっては「政治的レガシー」にすることができる。
異例の速度で安倍首相が五輪1年延期の要請を貫徹したことに関連して、東京の外交消息筋は「世界的な課題解決のために『主導的な役割を果たす指導者』の姿を演出したかったようだ」と話した。