米中外交安保トップ、コロナ発生地めぐり電話で衝突
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.18 11:19
米国と中国の外交安保トップが新型コロナウイルスの発生地をめぐり電話で衝突した。楊潔チ共産党政治局員・中央外事工作委員会弁公室主任が16日、ポンペオ米国務長官との電話会談で、「米国の一部の政治家が中国と中国の防疫努力を批判しながら中国の名を汚す行為を続けていて、中国人民の強い怒りを招いている」とし「中国はこれに強く反対して糾弾する」と述べた。続いて「中国は米国に厳粛に通告する。中国の顔に泥を塗るいかなる試みも意図通りにはならないはずであり、中国の利益を害するいかなる行為も必ず中国の強い反撃にぶつかることになるだろう」と明らかにした。
ポンペオ長官も「新型コロナに対する非難を米国に転嫁しようとする中国の動きに強く反対する」と反論した。米国務省の報道資料によると、ポンペオ長官は「今は虚偽情報やデマを広める時ではなく、新型コロナという共同の脅威に対抗するため各国が力を合わせる時だ」と強調した。