KOSPI3.87%下落…外国人投資家1日で7800億ウォン韓国株売り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.25 07:46
恐れがあっという間に金融市場を覆った。この1週間で韓国証券市場の時価総額は128兆ウォン(約11兆8176億円)以上減った。韓国経済の主力産業である半導体と自動車関連株の下落幅がとりわけ大きかった。ウォン相場は1ドル=1220ウォン水準までウォン安が進んだ。新型コロナウイルスによる肺炎の衝撃に金融市場と実体経済が同時にぐらつく様相だ。2015年の中東呼吸器症候群(MERS)問題の際にも見られなかったことだ。
24日に証券市場が開かれると外国人投資家は大規模な「セルコリア」(韓国株売り)に出た。この日のKOSPI指数は前日より83.80ポイント(3.87%)下落の2079.04で取引を終えた。KOSPIが2100ポイントを割り込んだのは昨年12月以来3カ月ぶりだ。1日の指数下落幅は2018年10月から1年4カ月ぶりの大きさだった。新型肺炎が恐ろしいのは感染者急増だけでない。韓国経済と企業を見つめる外国人の視線が急速に冷たくなった。現在では離れていく外国人を引き留める「妙手」は見られない。外国人投資家は24日の1日だけでKOSPI市場で7800億ウォン以上の株式を売った。10日以降で外国人投資家の累積売り越し規模は1兆4500億ウォンに達する。