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スマホ、LCD、半導体まで…グローバルIT業界、新型肺炎にお手上げ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.19 11:33
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「中国内のiPhone生産への影響は予想より深刻です」。

米アップルが17日に出した否定的な業績見通しに世界の情報通信技術業界全般がびくついている。新型コロナウイルスによる肺炎の拡散で打撃を受けているのはアップルだけでないからだ。18日に取引が始まるや韓国、日本、香港の証券市場は一斉に下落した。特にITと半導体関連企業の下落幅が大きかった。

 
この日KOSPI指数は前日より33.29ポイント(1.48%)下落の2208.88で取引を終えた。外国人投資家は3000億ウォン以上の株式を売り、機関投資家も5000億ウォン台の売り越しとなった。時価総額1位のサムスン電子は前日より2.76%安の5万9800ウォンを記録し再び6万ウォンを割り込んだ。10日の5万9700ウォン以降で最も低い水準だ。SKハイニックスは2.86%安、現代自動車は2.21%安と下落を免れなかった。

東京証券市場で日経指数は前日より329.44ポイント(1.4%)安の2万3193.80円で取引を終えた。東京証券市場で代表的なICT企業のソフトバンクが4.89%下落、ソニーが2.51%下落と指数下落を主導した。

香港証券市場のハンセン指数は429.40ポイント(1.54%)下落の2万7530.20で取引を終えた。香港に上場した中国企業シャオミが3.46%、アリババが1.56%下落した。

新型肺炎の余波でスマートフォンと液晶パネル、ノートブックなどの生産支障が現実化された。中国で完成品を生産する企業でなくても中国製部品の供給に影響が出ている。グローバル部品サプライチェーンに「赤信号」が灯った状況だ。世界最大のモバイル見本市であるMWCも取り消しになった。

中国でiPhoneの90%を作るアップルは「新型肺炎により1-3月期の売り上げ見通しは達成しにくいだろう」と発表した。中国でiPhoneを委託生産する工場のすべての施設は再稼働に入ったが操業正常化速度が遅いという説明だ。先週アップルの株価は長期的な業績好転に対する期待感から過去最高の327.2ドルを記録した。

だが短期的には新型肺炎の否定的な影響を受けるほかはなさそうだ。中国工場でiPhoneを委託生産する台湾フォックスコンは従業員の復帰が遅いことから3000元のインセンティブまで掲げた。

◇需要減りDRAM価格上昇も止まり…「半導体不況再来するか心配」

アップルは「中国にあるiPhone販売店は段階的に営業を再開している。新型肺炎対応を支援するための寄付金を2倍に増やす」と明らかにした。

サムスン電子とLGエレクトロニクスは中国の代わりにベトナムにスマートフォン工場を持っており直接的な打撃は避けられたとみられる。だがベトナム政府が新型肺炎の拡散を懸念し中国製部品の陸路輸送を禁止していることが問題だ。英フィナンシャルタイムズは「サムスンとLGエレクトロニクスが中国製部品をベトナムに航空と船舶を利用して運んでいる」と伝えた。サムスン電子のノ・テムン社長(無線事業部長)は「新型肺炎は中国内の特定企業でなく全体的なサプライチェーン管理の問題。(サムスン電子も)全く問題がないわけではない」と話した。LGエレクトロニクス関係者は「現在部品在庫に問題はない。生産への影響もない」という立場を明らかにした。

中国・武漢にあるBOEなど5社のLCD工場も閉鎖された状態だ。市場調査会社IHSは「中国内すべてのLCD工場の生産量が2月に最小10%、多ければ20%まで落ちかねない」と分析した。LCDの生産支障はノートブックとテレビの生産支障につながる。台湾のデジタイムズリサーチは「中国内のノートブック生産量は1-3月期に29~36%減少するだろう」と報道した。

この夏の東京五輪を控えテレビなどの特需を期待した家電業界はパニックだ。家電業界関係者は「LCD生産が減り価格が上がればテレビ価格も上がる。五輪特需は予想より大きくなさそうという憂鬱な見通しが出ている」と話した。

新型肺炎の余派で半導体の価格上昇も止まった。中国は世界最大の半導体消費国だ。今年初めから上昇傾向にあったDRAM価格(DDR4 8Gb基準)は17日から上昇が止まった。業界関係者は「新型肺炎で中国工場が止まり需要が減ったため。生産は継続するが新型肺炎により半導体不況が再び始まるのではないか心配になる」と話した。

世界のIT業界を襲った生産支障はそのまま販売不振につながる。市場調査会社カウンターポイントリサーチは中国のスマートフォン市場が1-3月期に前年同期比で20%ほど減少すると予想した。世界市場のスマートフォン販売も5~6%減るものとみられる。中国は第5世代(5G)移動通信スマートフォンの最大の市場だ。中国の混乱で今年の5G市場の見通しも暗くなっている。スマートフォン業界関係者は「アップルの生産減少と中国の消費心理萎縮などが世界のIT市場全般に否定的な影響を及ぼすだろう」と話した。

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