【社説】総選挙支持層結集ためのGSOMIA破棄はするべきではない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.13 07:43
昨年11月、終了一歩手前まで進んだ韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)廃棄論が再び青瓦台(チョンワデ、大統領府)内で力を得ているという。当時、韓国政府は「いつでも終わらせることができるという前提に、終了通知の効力を停止する」という不可思議な表現を使いながら廃棄カードを引っ込めた。米国の反発や韓日関係悪化など、GSOMIA廃棄から始まるその後の影響の大きさに耐えられなかったためだ。
状況は少しも変わっていないのに、政府はGSOMIA廃棄を強行しようとする勢いだ。昨日、「4月総選挙控えて…GSOMIA廃棄論、青瓦台で急浮上」という中央日報の記事が出たが、外交部は否定するどころか「当時の措置は暫定的だった」と、これを後押しする発言をしたのがその証拠だ。