WHO、また「中国人の入国禁止は不必要」…中国を背負って当選した事務局長のせい?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.05 08:19
世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長が新型コロナウイルス感染症を防ぐために世界各国が中国に対する入国禁止措置を取ったことに対して「不必要」と話した。海外に拡散する傾向については「とても少なく、遅い(minimal and slow)」という立場を明らかにした。本来WHOが最悪の状況に備えて警戒心を高めるどころか、中国を擁護することに汲々としているという批判を浴びている。
今月3日、ロイター通信によると、ゲブレイエスス事務局長はこの日、スイス・ジュネーブで開かれたWHO執行委員会で「私たちはすべての国に証拠に基づいた一貫した決定を下すことを求めている」としてこのように述べた。WHOは新型コロナウイルスに関連して先月30日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したが、国際旅行を妨害する措置に反対する立場だ。