ソウル市長「五輪南北招致に向け軍事演習中断、安保弱化ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.22 13:01
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が再び「五輪南北共同招致に向け韓米軍事演習を中断すべき」と話した。朴市長は22日、MBCラジオ『キム・ジョンベの視線集中』とのインタビューで、「五輪南北共同招致に向け韓米軍事演習を中断するのは決して安保弱化や放棄ではない」と明らかにした。
朴市長は「ソウル・平壌(ピョンヤン)共同五輪が開催されるのが2032年だが、来年か再来年に(五輪開催地が)決定されるだろう。差し迫っている」と話した。21日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領主宰で開いた閣議で、2032年夏季五輪南北共同招致と開催を推進するための政府計画案が議決されたことにも言及し、軍事演習中断の必要性を強調した。彼は「平昌(ピョンチャン)五輪当時も(軍事)演習を中断しようということで(南北対話が)堰を切ったのではなかったか。いくらでも可能性がある」と主張した。