「北に頬を叩かれ、米にうっぷん晴らし」…韓国党、与党・政府・青瓦台「ハリスたたき」批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.01.20 08:48
「『茹でた牛頭、おじけづいた犬、バカの境遇』など北朝鮮の暴言には黙っていたが、友邦である米大使の一言には待ったかのようにかっと怒る」(自由韓国党のソン・イルジョン院内報道官)
韓国党がハリー・ハリス駐韓米国大使をいっせいに批判した与党・政府・青瓦台(チョンワデ、大統領官邸)を批判した。北朝鮮の暴言には沈黙していたが米国側の発言には唯一鋭い反応を見せるという主張だ。国会外交統一委員会の所属ある韓国党議員は19日、通話で「口にできない毒舌を吐いたのは米国でなく北朝鮮」とし「米大使の発言を批判したことはあるが、北朝鮮に頬を叩かれても何も言えなかったが米国にだけうっ憤を晴らしたのが問題」と批判した。党関係者も「同盟(米国)と北朝鮮に対する政府・与党の態度がとても明らかに分かれる」と話した。