韓国政府、ホルムズ派兵に慎重論…「清海部隊」の作戦範囲拡大を検討
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.01.11 13:47
米国が参加を要求しているホルムズ海峡派兵に関連し、韓国政府が最終立場を確定せず慎重論を維持している。韓国外交部の当局者は、「慎重論に傾いたのでは」という質問に対し、「そのようなメッセージが伝わったのなら(現)状況で正しい話であるようだ」と答えた。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が9日、国会外交統一委員会に出席し「中東地域の国との2者関係を考慮する時、米国の立場と私たちの立場は必ずしも同じであるとは思わない」と述べたが、その延長線だ。
当初、ホルムズ海峡派兵に前向きな立場だった政府は、米国とイランの対立が深まると派兵について頭を悩ませた。米国とイランの武力衝突に巻き込まれるという判断からだ。シャーベスタリー駐韓イラン大使は9日、中央日報の単独インタビューで、韓国が派兵する場合について断交の可能性にも言及した。