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【社説】「マクチャン」に転落した「超現実韓国国会」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.26 10:17
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超現実国会-。今の大韓民国国会をこれより正確に表現する言葉を探し難い。今月23日夜に始まって昨日まで続いた「フィリバスター国会」は立法府の品格どころか、最小限の恥さえ忘却した、マクチャンドラマ(とんでもないことが頻発に起こり非現実的な内容となっている韓国ドラマ)にほかならない。選挙法強行処理に反対する自由韓国党がフィリバスター(無制限討論で意思進行を合法的に妨害する行為)を申請すると民主党は臨時国会の会期を2~3日ずつ細かく分けた後、相次いで国会を開くトリックを動員した。一度フィリバスターを行使した案件はその次の国会で自動表決するように定めた国会法を変則適用したものだ。民主党は国会議案と門の前に党役員を配置して「国会会期の細分化」の案件を上げる方式で顔色をうかがう作戦が激しく展開された。コメディにでも出てきそうな奇想天外な発想だ。

がらんと空いた本会議場は皮肉まじりの悪口と叫びで汚された。討論の途中でお手洗いを行くことを指摘するような質の低い攻防と席を外さないようにおむつを履いたという野党議員が浮き彫りとなっている。文喜相(ムン・ヒサン)国会議長はある野党議員から「うとうとしないでください。年相応の振る舞いも、地位相応の振る舞いもできていない…」という「訓戒」を聞く状況に処した。礼儀と秩序が無視された、笑うことも悲しむこともできない現実はブラックコメディにほかならない。与野党がこのようにうなりながら神経戦を繰り広げているが、いざ選挙法はボロボロだ。当初選挙法交渉は政治改革を名分にして始まった。票の等価性を高めて死票を減らし、群小政党を育成して巨大両党中心の対決政治を克服しようということだった。しかし、このような趣旨は影も形もない。韓国党が比例代表の候補を出馬させる衛星政党である「比例韓国党」の創党というトリックで対応しながら与党の構想が台無しになっている。

 
昨日は一日中「比例韓国党」を糾弾する口げんかで騒がしかった。しかし「比例民主党」を作らないわけにはいかないという現実論が頭をもたげて群小政党らが反発することで構図が再び揺れ動いている。もし民主党も衛星政党を作ることになれば、かろうじて連動型というものを導入したが、民主党-韓国党の二大巨大政党が議席のほとんどを分け合う、今とは大きく変わらない結果が出る公算が大きい。いったこのようにするためにあらゆるトリックや便法を動員してこのような選挙法を作ったのか。

選挙法の力説は対話と妥協が失踪した韓国政治の自画像だ。民主党の責任が大きい。民主党は当初韓国党を対話のパートナーとするより議席一席が惜しい群小政党を脇役にして、いわゆる「4+1(民主・正しい未来・民主平和・正義・代案新党)協議体」を作るトリックを駆使した。韓国党を圧迫するためにというが、数の優位を前面に出してゲームのルールまで一方的に処理しようとする政治工学的な策略という非難から免れない。トリックや便法がごちゃまぜになって名分まで姿を消した選挙法がこのまま処理されれば、韓国憲政史には最悪の先例を残すのが目に見える。

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