寿命まで3年残った韓国の月城原発1号機、結局は永久閉鎖に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.25 10:22
韓国慶州(キョンジュ)の月城(ウォルソン)原発1号機が永久閉鎖される。古里(コリ)1号機(2017年)に続いて2基目だ。
原子力安全委員会は24日、月城1号機永久停止のための「運営変更許可案」を採決にかけて承認した。賛成5人、反対2人だった。月城1号機は韓国水力原子力(韓水原)が7000億ウォン(約660億円)を投入して老朽設備の交換など安全性を強化し、2022年まで10年延長運転の承認を受け、2015年6月に発電を再開した。しかし「脱原発」を掲げる文在寅(ムン・ジェイン)政権に入って変化が生じた。韓水原は昨年6月、経済性が落ちるという理由で早期閉鎖を決定した。