韓日首脳会談の呼び水となる文喜相案 「予定通り今週発議」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.16 08:03
◆韓国政府は「立法事案」として距離…水面下では解決策探る
「文喜相案」に関連し、韓国政府は公式的には「国会の立法事案」としながら距離を置いているが、水面下では議長室と意見交換を行っている。政府は「文喜相案」を含めて強制徴用解決策のさまざまな組み合わせを打診中だが、韓国側の趙世暎(チョ・セヨン)外交部第1次官と日本側の秋葉剛男・外務省事務次官ラインが中心となっているという。ただ、「文喜相案」に対しては一部の被害者が強く反対していて、国会処理が長期化する可能性もある。こうなった場合、日本はこの問題の動向を見守りながら、輸出規制の一部項目だけを撤回したり、安保友好国(ホワイトリスト)復元時期などを連動させる可能性がある。