「定年60歳」の副作用か、20代の失業者7万人増加=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.12 15:32
勤労者の定年を60歳以上に義務化した後、20代の失業者が以前に比べ7万人ほど増加したことが分かった。人口高齢化問題の解決策だった定年延長が青年の雇用の新たな障害になったのだ。
全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は11日、報告書「定年延長の争点と課題」を出した。この報告書によると、定年延長施行以前の4年間(2012-15年)の20代の失業者数は年平均32万5000人だった。一方、定年延長施行後の4年間(2016-19年)の20代の失業者数は年平均39万5000人に増えた。「定年60歳延長法」は公企業・公共機関と勤労者300人以上の企業を中心に2016年から施行された。