「失うものはない」という北朝鮮に「失うということがどういうことか教える」という米国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.11 10:46
北朝鮮に対する「最高の関与(maximum engagement)」に没頭した米国が11日(現地時間)、国連安全保障理事会会議招集を通じて「最高の圧迫(maximum pressure)」に戻るかもしれないという信号を送った。2年近く「敵との同床」状態を維持してきたドナルド・トランプ米国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の忍耐が衝突するかどうかは北朝鮮の「クリスマスプレゼント」にかかっている。
米国が北朝鮮に関連して安保理を招集したのは、2017年12月22日北朝鮮の長距離ミサイル「火星15型」発射に対応した北朝鮮制裁決議2397号採択以降、約2年ぶりだ。米国務省は10日(現地時間)、「最近のミサイル発射と北朝鮮の挑発拡大の可能性を含む、韓半島(朝鮮半島)の最近の事件を考慮した」とその招集理由を明らかにした。韓半島の最近の事件とは、今月7日に北朝鮮が東倉里(トンチャンリ)エンジン燃焼実験場で行ったという「重大な試験」を意味する。