北朝鮮最前方の昌麟島に指揮統制システム…平壌とリアルタイムで疎通
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.12.02 10:01
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が先月23日に砲射撃を指示した黄海南道(ファンヘナムド)の昌麟島(チャンリンド)に指揮統制自動化システム(C4I)を構築したという分析が出てきた。最前線地域にまでデータ通信網を構築し、平壌(ピョンヤン)の指揮部と野戦現場間でリアルタイムの作戦指示と実行が可能になるようにしたという意味だ。
北朝鮮の労働新聞は先月25日、金委員長の昌麟島砲射撃現地指導を伝えながら「データ伝送システムが立てられて毎日、軍人が党報と軍報をたがわず会読して学習しているが政治・思想教育において大きな問題が解決された」と伝えた。陸地と断絶した島にデータが伝送されているという意味だ。朝鮮中央テレビは昌麟島で金委員長がモニターを通じて労働新聞を見る姿も報道した。