映画『私を探して』の女優イ・ヨンエが歌手ク・ハラさんの死去に哀悼を表わした。

『私を探して』の公開を控えたイ・ヨンエは２５日午前、ソウル中区小公洞（チュング・ソゴンドン）ウェスティン朝鮮ホテルで行われたインタビューで最近若い女性芸能人の訃報が相次いでいることに対して「とても心が痛い。昨日、バラエティ番組『イ・スンギのチプサブイルチェ～師匠に弟子入り』を観ていたところ、速報を聞いて驚いた。故・ソルリさんという方と親友の方ではないか」と話した。

「あまりにも早くデビューすれば揺れかねない。風船のような存在だ。人々が空の上に浮かす。本人の存在感を自ら感じることのできない年齢に浮かされ過ぎると何でもないことで爆発することもあり得る。多く考える時間が必要だ。本人の芯が強くないと、周りが揺れれば一緒に揺れる。本当に残念だ。花のように美しい年なのに」と話した。

また「小さい年齢で人々に苦しめられ、自らを取り戻す能力が確立されていない時は人との関係が難しい。誰もが体験する『疾風怒濤』と言えるだろうか。芸能界がとりわけ大変なところなので自らを真っ直ぐに立てる方法を探る必要がある」とし、「時間が経てば、すべて大したことでもない。その時は絶対絶命だという気がする。私はただ自ら耐えた」と付け加えた。

一方、イ・ヨンエは映画『私を探して』で『親切なクムジャさん』（２００５）以降１４年ぶりに映画の主役を演じた。劇中でなくして６年が過ぎた息子を探す母役のチョンヨンを演じる。