釜山市（プサンシ）が２０２０年東京オリンピック（五輪）出場国のキャンプを誘致する。

釜山市はオリンピック参加国のキャンプ誘致総合計画をまとめ、釜山訪問チームのための水準別・種目別練習施設、宿泊施設、練習パートナー、医療機関マッチングなどノンストップパッケージサービスを構築したと１８日、明らかにした。キャンプ誘致広報ホームページを韓国語と英語で制作し、この日からサービスを始める。

広報ホームページでは釜山市キャンプ誘致システム、競技場施設、練習パートナーなど関連情報が分かりやすく構成されていて、今後も広報動画などがアップデートされていく。

釜山は東京から最も近い日本国外の都市で、直航路線２時間の距離にある。海・川・山があり、平均気温が似ているうえ、地理・環境的に東京五輪のキャンプ地として最高の条件が整っている。

市関係者は「ホームページのオープンと医療機関の協約式など本格的なキャンプ誘致活動が始まった」とし「今後、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）訪問広報、姉妹都市連係広報など積極的な誘致活動で、五輪キャンプ地の都市として釜山の地位を築いていくのに最善を尽くしたい」と述べた。