中国主導、韓国参加するRCEPに合わせ米国務省が出した報告書
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.05 11:40
米国防総省に続き米国務省が4日、米国のインド太平洋戦略を強調する報告書を出した。同じ時間にタイのバンコクで妥結した世界最大規模の自由貿易協定(FTA)の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を牽制するための布石という分析が出ている。RCEPは中国が主導してきた。
RCEPは韓国を含むアジア・太平洋地域16カ国が参加する一種の巨大FTAだ。発効すれば関連人口は世界人口の約半分である36億人、参加国の国内総生産(GDP)合計は世界全体の約3分の1である27.4兆ドルに達する。今回のバンコクRCEP会議ではしかし最終妥結には失敗した。インドが反対したためだ。インドのモディ首相は「インドの懸念が十分に反映されていない」と不満を示した。中国との貿易で慢性赤字を記録してきたインドにとってRCEPは得にならないという計算のためとみられる。RCEPはインドのこうした反対から今年ではなく来年の最終妥結を目標にすることになった。