【グローバルアイ】韓国野球ののんきな「王朝」云々
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.01 08:11
先月中旬、東京都内のホテルで開かれた「2019年日本プロ野球ドラフト会議」は地上波のTBSを通じて日本全国に生中継された。最高の新人を獲得しようとする12球団の競合は熱を帯びていた。160キロ台の直球を投げる「令和の怪物投手」佐々木朗希をめぐっては4球団が競合した。結局、くじ引きを当てたロッテが交渉権を握った。佐々木と共に「ビッグ2」で挙げられる投手の奥川恭伸に対する交渉権は読売、阪神との競争で勝ったヤクルトが獲得した。
ドラフトは野球人とファンの祭りだった。各球団の1位指名選手が呼称されるたびに、くじ引きで勝者が決まるたびに、全国が盛り上がった。緊張感の中でテレビを見守る選手とファンの表情が時々刻々と伝えられた。選手と家族を紹介する特集放送も編成された。他界した弟との約束を守った兄の話、苦労しながら息子をサポートしてきた親のストーリーだ。ドラフトから2週間が過ぎた最近は、交渉権を確保した球団の監督が学校で選手を訪ねて「必ず一緒にやりたい」と話す場面がテレビによく登場する。