【コラム】北朝鮮長距離ミサイル試験、トランプ氏の決断を呼ぶ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.10.11 11:03
ストックホルム米朝実務交渉が決裂した後、北朝鮮は「米国が手ぶらで交渉の場に出てきた」という少し短めのメッセージを残した。米国側が「(我々は)創意的な方案を提示し、北朝鮮側交渉団と良い対話をした」と主張すると、北朝鮮は米国が政治的に米朝関係を悪用したと反論した。どのような問題が生じたのだろうか。
トランプ大統領は来年の大統領選挙のために、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は位置づけ強化のために、双方とも米朝首脳会談という舞台を望んでいる。ストックホルム実務交渉前に、専門家は北朝鮮に対する制裁の部分的緩和と寧辺(ヨンビョン)核施設の永久廃棄に対する合意が行われると予想した。だが、そのような結果は出てこなかった。北朝鮮の誤った判断のためだ。