李洛淵氏10月に最長寿首相、黄教安氏「反チョ・グク」保守統合に弾力(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.16 13:46
劉承ミン(ユ・スンミン)正しい未来党議員(4選、大邱東乙)は今回の次期候補者世論調査では5.3%で、全体の4位(野党2位)を記録した。そんな柳議員にとっても大邱は難地だ。2015年の朴槿恵(パク・クネ)元大統領との対立後、今まで「裏切り」の烙印が押された。そのため首都圏に「転出」しなければならないという主張が出ている。保守政治家の中で首都圏及び2030世代(20~30代)など中道層への拡張性があるという評価だ。しかし、劉議員は6月に「私は険しい道を行く。私にとっては大邱東乙が険しい地域」と線を引いた。しかし、総選挙が近づくほど大邱との「和解」か「中道攻略」かという分かれ道で悩んでいるだろうという分析が多い。韓国党の重鎮は「党内に拒否(veto)勢力もあるが、劉議員が韓国党の『難地』である首都圏に出馬すれば違った見方をするだろう」とした。
ソウルに新たな巣を設けようとする与野党の2人も総選挙変数の1つだ。任鍾ソク(イム・ジョンソク)元大統領秘書室長は6月、ソウル市恩平区(ウンピョング)から鍾路区平倉洞(チョンノグ・ピョンチャンドン)に居住地を移し「鍾路出馬」のカードを選んだ。しかし、現役議員の丁世均(チョン・セギュン)元国会議長との交通整理を待たなければならない状況だ。彼はメディアとの接触を避けながら、主に登山に通いながら過ごしているという。ある知人は「党の決定を待っている間、智異山(チリサン)・雪岳山(ソラクサン)・漢拏山(ハルラサン)など全国の名山はほとんど行ったはず」と伝えた。