【コラム】トランプ大統領は韓国を捨てて北朝鮮と同盟を結ぶのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.12 13:05
◆米国、やるべきこともせず韓国批判
グリーン氏の分析にも日本寄りの部分が見える。トランプ大統領と参謀は中立的な態度で韓日問題を傍観したのではなく「日本が勝て」という心情で事態を眺めた。文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する不信感が込められた態度だ。GSOMIAが破棄されると、ホワイトハウス・国務省・国防総省は一斉に韓国に対する失望を表した。自らやるべきことをしない米国が、韓国のGSOMIA破棄で北東アジアの韓日米安保連携体制が揺らぐと韓国を批判する。日本の責任論は一言もない。
韓国政府がハリス駐韓米国大使を呼んで韓国批判の自制を要求し、米軍基地26カ所早期返還の積極的推進を発表する強硬姿勢を見せると、ようやく自制の動きを見せた。このように「ノー」と言うべき時はタイミングを逃さず明確に話さなければいけない。