「北朝鮮住民に結核・マラリア蔓延…放置すれば韓国の保健安保に脅威」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.28 14:14
「北朝鮮住民の結核感染は深刻な水準だ。マラリアも蔓延している。これらの北朝鮮の感染症を放置すれば、韓国の保健安全保障への脅威になりかねない」
27日、ソウル・フォーシーズンズ・ホテルで会ったグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)事務局長のピーター・サンズ氏(57)は韓国についてこのような懸念を伝えた。グローバルファンドはエイズ・結核・マラリア撲滅のために2002年に設立された国際協力機構だ。各国政府と民間の寄付で運営される。毎年100カ国以上で40億ドル(約4230憶円)規模の疾病の蔓延防止事業を行っている。サンズ総長は、韓国政府と共同で主催する「マラリアと結核撲滅のための高位級シンポジウム」の基調発表のために韓国を訪れた。