IAEA、「北朝鮮、寧辺で核燃料棒最大6000本取り出しか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.22 11:10
北朝鮮が核兵器を1個以上製造できる量のプルトニウムを抽出した可能性があると共同通信が国際原子力機関(IAEA)消息筋の話として21日に報道した。この消息筋は「北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)にある核施設の黒鉛減速炉から使用済み核燃料棒を3000~6000本を取り出した可能性がある」と伝えた。
使用済み核燃料棒を再処理すると核兵器の原料となるプルトニウムを得られる。IAEA消息筋は共同通信に「(燃料棒を取り出した規模を見れば)実際に再処理が行われた場合には、抽出できるプルトニウムの量は『核爆弾1個分かそれ以上』になる。新たな燃料を装填した減速炉が稼働すれば、プルトニウムがさらに増える恐れもある新たな燃料を装填した減速炉が稼働すれば、プルトニウムがさらに増える恐れもある」と話した。