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「アンチ安倍」日本野党議員、韓国国会訪れ「関係回復」に共感

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.19 14:12
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「歴史、慰安婦、独島(トクド、日本名・竹島)問題に対して我々はあまりよく知らなかった。これまで関心を高く持つことができなかったようだ」

2017年8月、高井崇志・立憲民主党議員が朴賛大(パク・チャンデ)共に民主党議員との私的な食事の席での言葉だ。「人権的次元で韓国側の感情に十分共感して理解する」と伝えながらだ。韓日議員連盟社会・文化分科の幹事である朴議員は、当時ある在日事業家の紹介で高井議員と初めて顔を合わせた。「同じような年齢の議員同士、形式的な団体ミーティングを越えて個人的に積極的に疎通しよう」という両側の要求によって設けられた席だった。

 
彼らは3年間、毎年「夏の親善交流」を続けている。今年は韓日関係が冷え込んでいるにもかかわらず、今月13~14日、日本の中央・地方自治体議員6人が韓国国会を訪問した。朴議員は「中谷一馬氏、山崎誠氏ら高井議員と同じ路線の立憲民主党衆議院4人と神奈川県議会および基礎地方自治体議員など2人が韓国を訪問した」と18日、話した。韓国では朴議員と金炳旭(キム・ビョンウク)議員が迎えた。

朴議員によると、日本側訪問団は韓国には1泊2日の日程で滞在し、先月上旬に施行されたいわゆる「働く国会法(国会法改正案)」や国会先進化法などを集中的に勉強して帰っていった。日本国内でイシューになっている内国人に対するカジノ許容に伴う賭博中毒の治療現況などにも関心を示した。日本輸出規制前から準備が進められていた交流だったので、現在の敏感な外交懸案に対する議論は行われなかったという。

朴議員は「両国関係が敏感な時期なので慎重な雰囲気ではあったが、それでも互いの状況に対する対話が行き来した」と伝えた。「野党議員が公開的に安倍政権と与党(自民党)を非難することはなかったが、現在の韓日関係に対する懸念ともどかしさを表し、関係回復の必要性で共感を形成した」と説明した。

日本側の今年の訪韓までには若干の迂余曲折があった。高井議員らは昨年8月、すでに一度韓国の国会を訪問して電子議決システム、選挙マーケティングなどを集中的に体験して帰国した。今年はその答礼として日本側から早くに朴議員をはじめ金炳旭・姜炳遠(カン・ビョンウォン)・魏聖坤(ウィ・ソンゴン)議員などに招請状が送られていた。だが、両国間のホワイトリスト排除措置・臨時国会日程などが絡まって、韓国議員の訪日が時期的に難しくなり、その代わりに日本側が1回多く韓国を訪問することになった。

金議員は「日本の与党である自民党が政策推進において野党の協力が切実な状況で、我々が立憲民主党の議員と交流するのは実質的な意味がある」と話した。自民党が先月行われた参議院選挙で改憲発議に必要な3分の2の議席確保に失敗した。反面、「反安倍」を明らかにした立憲民主党は以前より8議席増やした32議席を確保した。日本政界では安倍晋三首相の自民党と第2野党である国民民主党が「改憲連帯」形成するかどうかに関心が集まっている。

朴議員は「現在進行形の外交葛藤を解消し、日本の改憲を阻止するためには、日本の野党との協力が重要だ」とし「高井議員との協議を通じて年内の訪日を再推進し、可能であれば自民党側の議員とも会って意見を伝える計画だ」と話した。

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