【社説】銃声のない韓日経済全面戦争が始まった
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.08.04 11:56
韓国に対する日本のホワイト国除外が現実化した。7月に発表された半導体原材料輸出規制に続き強制徴用判決に対する日本の2次報復が断行されたのだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領はきのう強力な正面対応を宣言した。文大統領は緊急閣僚会議の冒頭発言で、「利己的な迷惑行為」「賊反荷杖(居直りという意味)」「加害者」など激しい表現を使いながら日本を叱責した。その上で「われわれも段階的に対応措置を強化していくだろう。韓国経済を意図的に打撃するならば日本も大きな被害を甘受しなければならないだろう」と明らかにした。両国間に銃声のない経済的全面戦争が始まった格好だ。
1965年の韓日国交正常化以来数多くの屈曲と対立の中でも共生関係を固めてきた両国が最悪の状況に直面することになったということは実に嘆かわしいことだ。両国が負うことになる経済的損害とは別に両国の国民が体験することになる精神的衝撃と物質的被害はさらに残念なことだ。