韓日軍事情報保護協定破棄のカード出すも…韓国に残された時間は3週間のみ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.02 12:10
日本が2日、ホワイト国リストから韓国を除外することに決定し、韓国政府は韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄のカードに心気を砕くほかない状況になった。日本に対抗できる外交カードにGSOMIA破棄が唯一かのように行動した現実のためだ。韓日GSOMIAは両国が毎年期限90日前に廃棄の意思を明らかにしなければ自動的に延長される。相手国に廃棄の意思を通知する期限は8月24日だ。約3週間、GSOMIA破棄をめぐる国内の賛否も強まる見通しだ。
すでに政府内ではGSOMIA破棄の世論が熟している。GSOMIA「再検討」レベルのカードで日本を圧迫する1次計画が水泡に帰しただけに実際の行動が避けられないという主張だ。康京和(カン・ギョンファ)長官も1日、河野太郎日外相との会談で「我々としても必要な対応措置を講じざるを得ない」とし「日本の輸出規制が安保上の理由から取られたものだったが、我々もいくつかの日韓安保の枠組みを見直すしかない」と述べた。経済葛藤を安保の領域に持ち出すしかないという点を説明しながら実質的にGSOMIA破棄の可能性を知らせたものと解釈される。