韓経:【社説】「報復対報復」は破局…韓日、直ちに対話を始めるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.05 09:15
韓国と日本の先鋭な対峙状況は見ていてハラハラする。正常な「外交」は見られず、激しい感情だけが先行している。互いに傷つけ合うこのような対立が長く続くべきではない。長きにわたる友邦関係を振り返っても、未来を見ても対話ができない理由はない。
奇襲的な日本の対韓輸出規制に問題が多いのは明らかだ。自由・公正貿易を謳った大阪20カ国・地域(G20)首脳会議会(サミット)の直後という時点も良くない。だが「正面対抗」という反応が韓国政府から出るのが最善なのかは深く考えてみなければならない。洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は昨日、「日本が規制を撤回しないなら相応の措置を必ず用意する」と述べた。「効果的な対応措置というのは何か」という問いの前に、このような「強対強」「報復に正面対抗」が招く結果を懸念せざるをえない。