青瓦台「米朝親書交換、肯定的」…ビーガン氏の訪韓に注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.24 08:48
ドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の親書交換に対して青瓦台(チョンワデ、大統領府)が期待感を表明した。高ミン廷(コ・ミンジョン)青瓦台報道官は23日午後、記者に送ったメッセージを通じて「政府は米朝首脳間に行われる親書交換が米朝対話のモメンタムを続けるということから肯定的に評価する」と明らかにした。高報道官はトランプ大統領が金委員長に手紙を送ったことに対して「韓米間疎通を通じて韓国政府が認知していた」とも明らかにした。
ワシントンのある外交消息筋は「米朝が親書伝達の過程ですでに接触をしていたと見るべきだ」とし、「米政府では北朝鮮の最近の信号を肯定的に捉えている」と伝えた。米朝は昨年にも国務省-外務省ラインの他に米中央情報局(CIA)と統一戦線部ラインを通じて水面下で接触をしてきた。ただし、昨年までキープレーヤーとして構図をリードしていた金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長がハノイ会談以降交代されたため、別途のチャンネルを通じた可能性もある。