哨戒機問題後初の韓日国防相会談…日本は謝罪の代わりに不満だけ話す(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.02 12:51
その一方で日本は対立を拡大させない意向を明らかにした。岩屋防衛相は「話し合えば答えが出てくる状況ではない。私どもの見解に全く変わりはないが、未来志向の日韓防衛当局間の関係を作るために一歩前に踏み出したい」とした。鄭長官もやはり「日本側は低空威嚇飛行を認めたか」との問いに、「その部分はうまくいったかうまくいかなかったかということを離れ、今後そうしたことが発生しないように発展させていこうということに対し意見の一致を見た。(哨戒機をめぐる議論は)終えられたというより、多くの意見を交換した」と述べた。
この日の会談は曲折の末に実現した。軍当局者の話を総合すると、当初シャングリラ対話での韓日国防相会談開催に大枠で合意していたが、先月28日に日本メディアの報道が出て原点に戻った。当時日本のメディアは「岩屋防衛相がレーダー照射問題に注目が集まることは避けられず、『時期尚早』と判断した」と報道した。韓国軍当局者は「日本が国内世論を探るために言論プレーをしているとみた。2国間会談開催について改めて検討するに至った」と話した。