哨戒機問題後初の韓日国防相会談…日本は謝罪の代わりに不満だけ話す(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.02 12:51
日本の哨戒機低空威嚇飛行により広がった韓日両国の対立が、シンガポールで開催のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)期間中の両国国防相会談の実現で縫合の糸口が見つかった。しかし日本は依然として「真実はひとつ」として低空威嚇飛行の事実を認めなかった。ただ両国は「未来指向的関係」を強調し再発防止を進めると結論を下した。
国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官と日本の岩屋毅防衛相は1日午後に会談し、40分にわたり意見を交わした。これはシャングリラ対話の通常の2国間会談と違い、冷え込んだ両国間の国防協力を正常化するのに意義を持つ席だった。昨年12月の哨戒機問題の余波で両国の国防相会談は昨年10月の拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)を最後に開かれていなかった。
鄭長官はこの日会談を終えた後に記者らと会い、「日本の防衛相とともに韓日国防協力と関連して良い話を交わした。哨戒機近接威嚇飛行に関連しても虚心坦壊に率直な意見を交わした」と話した。その上で「今後両国が緊密に協力し、こうしたことが再発しないよう発展させていこうということで一致した」と説明した。