韓経:【社説】外国人株式投資家の「韓国離脱」に込められたシグナルしっかり見なくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.27 11:22
KOSPI指数が先週末に14.28ポイント急落して2050ポイントを割り込んだ。有価証券市場の株価純資産倍率(PBR)は0.8倍で、2008年10月の金融危機水準まで落ち込んだ。こうした傾向が続けば年初からの上昇分を近くすべて返上するだけでなく2000ポイントまで崩壊するかも知れないという暗い見通しまで出ている。
株価急落は外国人投資家の売り攻勢が主導している。外国人はこの半月で2兆3000億ウォン以上株式を売った。米中貿易戦争が激しくなり間に挟まれた韓国が大きな影響を受けるという懸念が外国人投資家の大量売りにつながっていると分析される。中国と米国が韓国にとって1~2位の貿易相手国という点を考慮すれば2国間の貿易戦争は韓国に大きな悪材料であることは明らかだ。