韓国政府、南北首脳会談の定例化を推進…「ハノイ衝撃」北朝鮮は動くのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.29 13:02
韓国政府が今年の分野別の南北関係施行計画を確定し、29日に発表した。南北関係発展に関する法律に基づき政府が5年ごとに南北関係発展のビジョンと目標、基本方向を提示する「南北関係発展基本計画」の年度別計画だ。政府は昨年、第3次南北関係発展基本計画を確定した。「2019年度施行計画」(施行計画)は2年目の計画ということだ。政府当局者は「昨年12月から先月まで関係中央行政機関と協議し、今年の施行計画をまとめた」とし「第3次基本計画で定めた南北関係発展の基本方向に基づき、今年の施行計画を樹立した」と説明した。
施行計画によると、政府は今年、南北共同宣言を支障なく履行し、南北関係の全般的な進展を図るという方向を決めた。また、韓半島(朝鮮半島)平和共存時代に向けて主導的な努力をし、持続可能な南北関係発展の基盤を固めることに焦点を置くことにした。このために北朝鮮の完全な非核化履行を促進し、南北対話を進めていくことにした。特に政府だけでなく地方自治体と民間人の交流協力を拡大するため、政府が積極的に支援する。文在寅(ムン・ジェイン)政権の対北朝鮮政策である韓半島新経済構想と人道的協力事業拡大、北朝鮮離脱住民支援なども欠かさなかった。